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MEDIA MG:VOICE01

hiroko YAMAGISHI
山岸寛子

みんなの「ありがとう」
原動力に日々精進!

企画をしていない期間が続くと
「何かしたい!」とウズウズしてくる

──どのような仕事をされているのですか?

メディアエムジーの大阪支店で私はミサワホームグループ以外のクライアント担当のグループに所属しています。
クライアントから指定で任される案件もありますが、
主には、官公庁などのコンペに参加し、
採用されてはじめて業務となるケースが多いです。
広告会社ではよく、営業、企画、マーケティングなどと管轄が分かれていたりするものですが、
私は、最初の企画から最後のアウトプットまで、総てに携わっています。
また、仕事の内容は多岐に渡っていて、新聞に広告を掲載するなどの媒体業務や、
イベントの企画運営、TVCM等動画制作など、さまざまです。

入社1年、2年目と比べると自分のアイデアみたいなものをようやく出せるようになってきたので、
企画をしていない期間が1か月も続くと「何かしたい!」とウズウズしてきます(笑)。

──クライアントに対して心がけていることは?

一緒に働いて「気持ちいい」と思ってもらえる、
最高の黒子になりたいと思っています。
広告会社の仕事は、広告が上手くいって、商品やサービスが売れたとしても、
主役はあくまでもクライアント。私たちは表に立つのではなく、裏で頑張ることが多いものです。
クライアントはさまざまなお仕事をされています。
だから「広告宣伝の分野は山岸さんに任せておけば大丈夫」と言っていただけるように、
大きい仕事も、小さな仕事も、たとえ細かい仕事でも。そして上手くいくときも、いかないときも、
クライアントの一歩先を読んで考えて行動して「もう準備完了していますよ」と
至れり尽くせりで頑張りたいです。
そのためにあれもこれもとやることが多くなって、自分で自分の首を絞めることも多々ありますが(笑)、
そうすることで「いつの間にかクライアントとの信頼関係が生まれている」と感じることが多くなっています。
信頼関係が築けたと思えるときは、「私、クライアントの役に立ってる!」と、自分の存在意義を感じます。
もちろん、感謝されたいとか、そういった押しつけがましいことは一切、考えていませんが、
私の仕事に対して「ありがとう」みたいな想いが返ってきたときは「お手伝いできてよかった」と思えます。
だから、そう想ってもらえるように頑張りたいですね。

──社外のスタッフに対しては?

私は企画の段階で「こういうものにしたい」と考えて作り込むことが
多いので、「どのスタッフと組むか」を編成する際には悩みます。
オリジナリティのあるイラストでいきたいからイラストレーターはあの人とか、
スピードとクオリティが同時に要求されるのでデザイナーはあの人とか。
もちろん、クライアントのことも考えて、「これ以上のスタッフとこれ以上の企画はない!」というところまで
最終的には仕上げていきます。
その過程で、いろんなスタッフの意見はしっかり聞くようにしています。
コンペ情報を私が読み込んで、
企画意図をスタッフにしっかり伝えて全員で共有します。
それをふまえてスタッフが「こんなのでどうですか?」と更にデザインやアイデアを出してくれるので、
私が目指す方向とすり合わせ、全員で一丸となって進めて行きます。
「スタッフの意見を聞く」のは、自分の考えの押し付けにならないようにすることはもちろんのこと、
チームとして一体感を強くして最高のご提案をするため。それが山岸流です。

──チームを大切にしているということですね。

私としては、協力してもらうからには結果を出したい、という想いがあります。
はじめて企画提案を任せてもらったのは、入社して2年目のときでした。
そのころは何も分からなかったので、
デザイナーさんや印刷会社さんにいろいろと教えてもらいました。
でも、結果は不採用。そのときは「私はなんてことをしてしまったんだろう」という
申し訳なさでいっぱいになりました。しかも、不採用はしばらく続きました。
ようやく採用されたのは3年目のとき。そのときは飛び上がるくらい嬉しかった。
クライアントは私が1年目のころから私を見ていた方。
その方からのメールに「すごい成長を遂げられましたね」とあったのは
ありがたく感じましたし、なにより協力してくれた全スタッフに感謝しました。
すぐに連絡して、みんなで喜びました。
いろんなスタッフから「山岸さんありがとう~」と言ってもらえて。
あの、はじめて採用されたときの興奮は今でも忘れられません。
コンペは採用されないと意味がないとつくづく思いました。採用されたことの嬉しさよりも、
みんなで一緒になって勝ち取った、ということが嬉しかったんです。
なので、もちろん今でも企画は隅から隅まで手を抜かず頑張ること、「山岸さんに協力してよかった」と思ってもらえるよう、スタッフへのフォローや気配りを忘れないようにすることなどを心掛けています。何事も日々精進です。
企画を考えるときはいろんなことを調べ尽くすので最近では「検索女子」という異名を付けられています(笑)。

──最後に一般消費者には対しては?

企画を立てるときは、当たり前ですが、広告を見るユーザーの立場になって考えます。
自分の企画に対する想いが強すぎると、広告を見る人を置いてけぼりにしてしまうことがあるんです。
なので、「消費者に誤解を与えないだろうか?」とか、「表現がわかりにくくはないだろうか?」ということは常に考えて企画をしています。
そんな冷静な目線を持つことも大事にしています。

知らないことはいっぱいあると発見した面白さ

──印象に残っている仕事を教えてください。

入社した当時は、分譲地、賃貸住宅などの不動産系の仕事が多かったのですが、
3年目の終わりぐらいから、官公庁などのコンペ案件が増えてきました。
不動産系以外ではじめて採用された企画は行政の仕事で、林業のPRでした。
そこから立て続けに杉や檜の林業に関する案件を受注することができて、
取材や撮影で近畿の山奥に通う時期が続きました。
その中で木を切る“木こりさん”や、切った木を加工する製材所さん、建築家さんなど、
さまざまな専門家にお会いして取材させていただきました。どの方もめったに会えないような素敵な方ばかり。
話は興味深くて楽しくて・・・。
インタビューはライターがするのですが、隣で聞いていた私も一緒に質問したりして。
知らないことがいっぱいあることを発見し、自分の知識として吸収させていただきました。
そこで知り合いその後も親しくさせていただいた方から、 会社パンフレットの制作をご依頼してくださいました。
そんなつながりができたことも印象深かった仕事でした。
あと、私は寒いのが大の苦手なんですが、
真冬の山奥での動画撮影が過酷過ぎて(笑)。そんなことも今では思い出に残る印象深い仕事です。

人との出会い、
仕事との出会いが
自分を成長させてくれた。
これからも、日々精進。